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 seed of life –​ 平井かずみ

いろんな感じ方、表現も人それぞれで、その「種」はたくさんありそれぞれの粒からたくさんのことが広がり、伝わっていくこと。だれかさんの「種まき」を紹介します。

フラワースタイリスト 平井かずみさんの

「今、自分が伝えたいこと」を表現する「seed of life」。

 

自粛期間、近所の散歩が多くなり、歩く足を止め、道端の花や家々の植栽に目がとまる。公園の花々もイキイキと目に映り、物事の捉え方や時間の流れも変わった2020年の春。

わたしは「みんなが(愛の)種を蒔いたらいいだろうなぁ」という思いを然るべきに、とあたためていました。

 

2020年の年末、

フラワースタイリスト平井かずみさんは「Seed」プロジェクトのはじまりの展示を開催していました。

その際刊行された「Seed of life」
私はHUEMANシリーズの始まりの展示をしていたと同時だったので拝見ができず。

刊行から少し遅れてようやく「Seed of Voice」というかたちのラジオ番組で作品を知りました。

「公園の朝散歩編」から流れる水の音や鳥の鳴き声、木々の音が聞こえいっしょに散歩までしているような臨場感。*コチラで聴けます→ seed of voice

同じことを感じていたんだ!と知り、すぐに彼女に連絡しました。

「わたしもおんなじこと感じてたよ*ぜひタブロイドをmi’ndyでも紹介させて!」

見せて頂く前に、わたしもあのお散歩を感じたい。そのままお伝えできたらいいな、と。

早速いっしょに散歩をゆっくりさせていただきました。虫眼鏡レンズも忘れずに!(笑)

 

ちょうど桜が咲きはじめた春分が近いある春の日。

ちいさなスミレやおおいぬふぐり、うぐいすの上手に歌えるようになったご自慢な鳴き声、風の光。。

しばらく静かに目を閉じ滝の音を感じる。

足元からも、木々からも、おはよぅ~おはよぅ!とまだ起きたばかりの声が聞こえてきました。

手にとまった蜂さんに「おはよぅ〜」とあいさつ。

「ほら、鼻をちかづけてごらん」とかずみちゃん。こぶしの香りがぷはぁ~っと広がる。

木に抱きついたら、思わず裸足になりたくなったり、ひさしぶりにゆっくりする朝。

ひとつずつの調和が世界をつくっていて、わたしたちは共存し、満ちている、と感じ、カラダもココロもほころんだ春の、1日の始まりでした。

 

 

そんなエネルギーをたっぷり吸い込んで、呼吸するような朗らかで、あたたかく、強い生命感と神聖な空気が

大きな新聞サイズの写真から飛び込んできます。

このタブロイドを手にとって、家で空想散歩してみたり虫めがねを持って、実際にそれぞれのフィールドで重ねてご覧いただけたらたのしいと思う作品です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

平井かずみ

フラワースタイリスト。草花がもっと身近に感じられるような「日常花」の提案をしている。東京を拠点に花の教室「木曜会」や、全国でworkshop を開催。 雑誌やCMでのスタイリング、TVやラジオにも出演。「すぐそばにある自然の営みに気づくことで、私たちの感性の森を育む」をテーマに活動する*seed"の第1弾として、写真・文を自ら手がけた花のタブロイド「seed of Ilfe」を発行。その他「季節を束ねるブーケとリース」(主婦の友社)等、著書多数。

https://www.hiraikazumi.com

​「seed」特設サイト https://www.seed-of.com  

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seed of Ille vol.0 (初回限定版) seed paper 付

¥3,080(税込)

タブロイドカラー版・モノクロ版2冊1セット

サイズ1545x408mm(ブランケット/38P)

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